なんとなく歯がしみる、そんな経験はございませんか?
虫歯かな?そう考える方が多いと思いますが、歯がしみる原因はいくつかあります。
今回は歯がしみる原因とその対処法について解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
歯がしみる!5つの原因
歯がしみる原因はいくつかあります。大きく分けて5つの原因が考えられます。
- 知覚過敏
- 虫歯
- 歯周病
- 歯のひび割れ(クラック)
- 歯の治療後やホワイトニング後
知覚過敏
歯がしみる原因、1つ目が知覚過敏。もっとも多い原因です。
なぜ知覚過敏が起こるのかというと、
歯の表面は、エナメル質という身体の中で最も硬い組織でおおわれています。
しかし、何らかの原因で表面のエナメル質が削れたり、歯ぐきが下がって「象牙質」という層が露出すると、冷たい、熱い、甘い、酸っぱい などの刺激が神経に伝わって「キーン」としみます。
対処法
知覚過敏用の歯磨き粉を使う
軽度の知覚過敏の場合、知覚過敏用の歯磨き粉を使うことで症状を抑えることができます。
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知覚過敏用の歯磨き粉を使っても症状が改善しない場合は、歯磨き粉などに含まれる薬用成分の効果だけでは抑え切れないため、歯科医院への受診をおすすめします。
むし歯
歯がしみる原因、2つ目が虫歯です。
歯が虫歯菌により溶けて穴があくと、神経に近づいてしみるようになります。
冷たいもの、甘いもの がしみやすいのが特徴です。
放置するとズキズキ痛むようになります。
対処法
虫歯になったら自然には治りません。歯科医院で虫歯治療を行いましょう。
「虫歯にならないためにはどうしたら良いのか。」はこちらで解説しています。
歯周病
歯がしみる原因、3つ目は歯周病です。
歯周病は現在、成人の約7割が罹患していると言われています。
歯周病菌により、歯ぐきが炎症を起こして下がり、歯の根っこ(エナメル質で覆われていない所)が露出します。
歯の根っこはエナメル質におおわれておらず、刺激に弱いため、知覚過敏のようにしみます。
元々歯ぐきの中にいる所なので、外部刺激(熱いもの、冷たいもの ecx….)には弱いです。
対処法
虫歯同様、歯ぐきが下がってしまった場合、自然に治ることはありません。
一度下がってしまった歯ぐきは元には戻りませんので、これ以上歯周病が進行しないように、歯科医院へ行って歯周治療を受けてください。
歯のひび割れ(クラック)
歯のしみる原因、4つ目は、歯のひび割れ(クラック)です。
歯のひび割れ?!というとびっくりされる方が多いですが、食いしばりや、歯ぎしりをしている方などは、歯に細いヒビが入ることがあります。
歯にヒビが入るんですから、そりゃ、強く噛んだ時や冷たいものなどの刺激で痛みを感じますよね。
歯ぎしりや硬いものを噛む癖で起こりやすいです。
対処法
一度ヒビが入った歯は元には戻りません。食いしばりや歯ぎしりを予防しましょう。
予防しましょう!といっても、食いしばり、歯ぎしりは就寝時や集中している時に無意識に行なっているものです。
1日の間で、上の歯と下の歯を離す意識をして、食いしばり歯ぎしりを防止しましょう。
就寝時の予防法としてマウスピースを装着してみるもの良いでしょう。
(歯ぎしり用のマウスピースは保険の範囲で作製できますので歯科医院で相談されてください。)
歯の治療後やホワイトニング後
歯がしみる原因、5つ目は、歯の治療後やホワイトニング後です。
神経に近い虫歯は、多くの場合局所麻酔をして行います。
麻酔が切れた後は、治療により神経が過敏になり、しみることがあります。
また、ホワイトニングの薬剤の影響で、一時的に歯の神経が敏感になり、しみることがあります。
対処法
通常は数日〜1週間程度でおさまります。
1週間経ってもおさまらない場合は、歯科医院へ相談されてください。
危険!歯がしみるようになる悪い習慣3選
歯がしみる原因についてお話ししてきましたが、しみることを助長させてしまう習慣があります。
特に下記の3つに注意してください。
- 歯磨きで歯を強く磨く
- 酸性の飲食物の取りすぎ
- 歯ぎしり、食いしばりによる摩耗
歯磨きで強く磨く
歯磨きするときに、強い力で磨いていませんか?
危険です!歯が削れる原因です=しみる原因です。
歯ブラシで歯が削れるわけがないと思っていませんか?
これがびっくり、削れてしまうことがあるんです!
研磨剤が入っている歯磨き粉などを使用していると特に危険です!
研磨剤で歯の表面のエナメル質が削れてしまうのです。
対処法
柔らかめの歯ブラシを使って、優しく歯を磨くことを心がけましょう。
歯磨き粉は研磨剤が入っていないものを選びましょう。
硬い歯ブラシでゴシゴシ磨かないと歯磨きした気になれない!そんな方は要注意ですよ〜!
酸性の飲食物の取りすぎ
上でも解説したように、歯の表面をおおっているエナメル質は身体の中で1番硬い組織です。しかし、強い酸に触れると化学反応を起こして溶けてしまいます。
酸性の飲食物を好んで食べる方は歯の表面のエナメル質を溶かしてしまいます。
酸性の飲食物の代表例
対処法
お口の中のpH値を中性に戻すことが大切です。
酸性の飲食物を口にした後は、お水でゆすぎましょう。
3、歯ぎしり、食いしばりによる摩耗
繰り返しになりますが、歯の表面をおおっているエナメル質は身体の中で1番硬い組織です。
しかし、人間の咬合力は、成人男性で70〜100kgと言われています。
(咬合力:噛む力)
日常的に歯ぎしり食いしばりを行なっている方は、1日何時間も70〜100kgの力が歯に加わっていると考えてください。
身体の中で1番硬い組織のエナメル質も、すり減ってしまうと思いませんか?
対処法
意識して、上の歯と下の歯を離しましょう。歯にかかる負担を減らすことを意識しましょう。
就寝時はマウスピースを装着するなどの対策を行いましょう。
まとめ
歯科医院へ受診するサイン
もし、「冷たいものだけでなく、温かいものもしみる」「痛みが持続する」「夜ズキズキする」
などの症状がある場合は、歯の神経に炎症が起きている(歯髄炎)可能性もあるので、早めの歯科医院への受診が必要です。

