口臭の原因は3タイプ！今日からできる簡単ケア方法

「なんとなく自分の口臭が気になる…」
「マスクをしてから気になりだした…」
そんな方は多く、実は誰でも起こりうる原因があります。

この記事では、歯科衛生士の視点から「口臭の3つのタイプ」と「今日からできる簡単ケア方法」をまとめました。

1. 口臭の原因は大きく3タイプ

口臭は、原因が分かればほとんど改善できます。
歯科衛生士の現場でよく見かける3つがこちらです。

最も多い原因です。
舌の表面に白〜黄色いコケのような汚れ（舌苔）がつくと、そこに細菌が増えて臭いガスを出します。

特徴

改善方法

歯ぐきの炎症や歯周ポケットの細菌が原因。
血の混じった生臭いニオイが出やすく、慢性的な強い口臭の原因になります。

特徴

改善方法

（セルフケアだけでは限界 → 歯科医院でのクリーニングが最も効果あり）

唾液には細菌を洗い流す働きがあるため、乾燥すると一気に口臭が強くなります。

特徴

改善方法

・舌ブラシは1日1回で十分
・優しく、奥から手前へ
・やりすぎると逆に舌が荒れて口臭悪化

歯周病タイプの口臭は、ほぼ例外なく、
歯と歯の間の汚れが原因です。

→ 毎日のケアに加えるとニオイが激減します。

乾燥対策に即効性があります。
ガムは「キシリトール100％」が◎

舌先を上あごの前歯の裏（スポット）につけると
自然と鼻呼吸になり、乾燥予防に。

寝ている間は唾液が減るため、夜の歯磨きが最重要。
→ 就寝前は5分間、ていねいに磨くのを推奨。

（2つ以上当てはまる場合は複合型）

この場合は、歯科医院で診断してもらうのが確実です。

口臭は大きく
①舌苔　②歯周病　③口腔乾燥
の3タイプに分かれ、原因が分かれば今日から改善できます。

毎日のケアに