最近よく聞く「メタルフリー治療」。
簡単に言うと、金属を使わない白い素材(セラミック・ジルコニア・レジンなど)で行う治療のことです。
◯メタルフリーの治療
メタル治療
「見た目がきれいになる」だけでなく、
むし歯の再発を防ぎやすい・金属アレルギーのリスクがない
など、実は健康面でもメリットが多い治療です。
この記事では、
メタルフリー治療のメリット・デメリットと
保険金属との違いをまとめて解説します。
メタルフリー治療とは?
金属を使わない、**白い材料で作る補綴物(詰め物・被せ物)**のことを指します。

代表的な種類
-
セラミック
-
ジルコニア
-
コンポジットレジン(小さな詰め物)
-
e-max(ガラスセラミック)
どれも「見た目が自然」「劣化しにくい」という特徴があります。
1. メタルフリー治療のメリット
① 見た目が自然で透明感がある
金属と違い、周りの歯と同じ白さ・透明感を再現できます。
前歯はもちろん、奥歯でも口を開けたときに目立ちません。
治療後が目立ちにくい
治療後が目立つ
② むし歯の再発リスクが低い(適合が良い)
セラミックは作り方が精密で、歯との境目がピッタリ。
→ 細菌が入り込みにくく、二次カリエスが起こりにくい。
保険金属(銀歯)は経年劣化しやすく、
数年後に隙間ができて再治療になるケースが多いです。

経年劣化で二次カリエスになっている歯

二次カリエスを削って治療した後の歯
③ 変色・劣化が少ない
セラミックは
10年以上ほぼ変色なし・ツヤが長持ちします。
金属は、溶け出し・黒ずみ・金属イオンが付着することがあります。
④ 金属アレルギーの心配がない
保険の銀歯は「パラジウム」という金属を含み、
これがアレルギーの原因になることがあります。
メタルフリーはアレルギーの心配ゼロ。
⑤ 歯ぐきが黒くならない
金属は経年で**歯ぐきの縁が黒く見える“メタルタトゥー”**が出ることがあります。
セラミックは変色しないので、歯ぐきが自然なまま。
2. メタルフリー治療のデメリット
① 自費なので費用が高い
素材によりますが、
セラミック・ジルコニアは保険より高額。
② 強い衝撃で欠ける可能性(特にセラミック)
最近の素材は強度が上がっていますが、
非常に硬いもの(梅干しの種・フォークなど)で割れることも。
ただし、ジルコニアは金属に匹敵する強度があります。
③ 歯科医師の技術による差が出やすい
型取り、かみ合わせ調整、接着技術など
精度の高い治療ほど長持ちします。
医院選びは大切。
5. どんな人にメタルフリーがおすすめ?
-
前歯の見た目を良くしたい
-
奥歯でも銀歯が気になる
-
二次カリエスを繰り返している
-
金属アレルギーが心配
-
長く持つ治療を選びたい
-
歯ぐきの黒ずみが気になる
詰め物1本でも、口元の印象が明るくなります。
6. まとめ
メタルフリー治療は、
見た目の美しさ・むし歯の再発リスクの低さ・金属アレルギーの回避
などメリットが多い治療です。
保険金属より費用は高いですが、
長期的に見れば再治療回数が減りやすく、結果的に負担が少なくなることも。
自分に合った素材を知るためにも、
まずは歯科医院で相談してみるのがおすすめです。
